今年はまだ「初物」の山に登っていない。（新津西山三山は除く）天気予報ではこの日は晴れそうだ。高速使えばそんなに遠くもないだろうと安達太良山に出かけることとする。
千恵子のように「ほんとの空」に会えるだろうか。
沼尻スキー場を登っていくと登山口がある。青空は出ているのに小雨が降っている。天気雨ですかい。上では降っていないのを祈りながら
虹の見送りを受け登りはじめる。少し登りだして振り返ればダブルの虹が。こりゃまた縁起がいいわいと嬉しくなる。湯の花採取場を経由するコースとの分岐を過ぎ、高度が上がるにしたがって次第にガスの中へ…いやな展開だ
船明神を過ぎるともう風に雨に…のひどい天気。一体どこが晴れてるんだよーと内心悪態つきながら頂上周遊分岐へ。ここでやっと観念して雨具を着る。
とっても他のルートを回る余裕もなく、牛の背ルートで山頂の乳首へ。この天候では長居は無理だと写真だけ撮ってさっさと引き返す。
雨風しのげて適当な場所まで下り、ここで昼食。そして下山。
下りるにしたがって天気がよくなるというお決まりの法則。温泉分岐ではすっかり青空。ぶーたれても仕方ないけどさ。
駐車場に戻り、勤労者保養施設のリゾートイン・ぽなりで雨で冷えつつ汗もかいた身体をさっぱりさせる。それにしても山頂でのあの悪天はどこへやら、やはり下界は真夏だった。
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