2000/06/09 後方羊蹄山  

6月 9日(金)曇り 後方羊蹄山(1898m)北海道 真狩村
 
翌日車窓から  

 
☆コースタイム☆
(前日羊蹄自然の家泊)
起床 4:00 → 駐車場・出発 5:05/5:15 → 南コブ分岐 5:40 → 2合目 5:50 → 3合目 6:00/6:10 → 4合目 6:30 → 5合目 7:00/7:10 → 6合目 7:35 → 7合目 8:00 → 8合目 8:35 → 9合目 8:50 → 火口入口 9:00 → 山頂 9:30 → 三角点 9:35 → 最高点 9:40 → 火口入口 10:10 → 昼食 10:25/10:55 → 8合目 11:10 → 7合目 11:20 → 6合目 11:35 → 5合目 11:55 → 4合目 12:15/12:25 → 3合目 12:40 → 2合目 12:55 → 登山口 13:15

2名

 
前日の天気予報では曇り雨。気後れするがせっかく北海道まで来たんだ登らねば、と、よほどの雨でない限り決行を決定。羊蹄自然の家泊。

旅先ではさすがに早々と目が覚め軽く朝食を摂り支度をして出発。ガスがかかって山容は見えない。ここから登山口までは車で5分ほど。既に車が停まっている。名簿を見ると女性3人小屋泊りらしい。さて出発
しばらく林の中をつらつらと行く。南コブの分岐をすぎたあたりから登りだす。ネマガリタケが多い。個体密度が高くこれじゃ太いネマガリ出そうにないな。さすがに今回は山菜取りではないのでそのまま登る。3合目の休憩で軽食。ガスの中に入りだしたようだ。ガスがかかった木々の風景はなかなか神秘的。

ギザギザと、高度が上がるに従ってその斜度も上がっていく。小さな山の花たちが気を和ませてくれる。うつむくように咲いているこれはコバイモ?(これは後日の夕張岳登山でヒメイチゲということが判明するのだが←葉が全然違うろー!!)8合目を過ぎ、分岐に出るが今回は小屋へは寄らずまっすぐ頂上を目指す。
あれ?人の声?9合目の標識を過ぎたらばーんと雪渓が。まだ雪が固いので気をつけて登る。

登りきった所で稜線(火口)に出た。ガスの中にいるため何も見えないが・・・右手はお釜のはず。風が強いので上着をはおる。
キバナシャクナゲが咲き出していた。園芸種では見たことがあるが自生モノは初めてで感動する。さらに進むと火口壁の道標が。 あれ?ここからだったんかい?なーんにも見えないが、お釜を一周して最高点に出ようということで左回りに進む。
風・ガス、おまけに残雪でコースがよくわからないがおおよその見当をつけ歩く。しかしちゃんとコースにでたのでやれやれ。
平坦なようで確実に登っている。そんな歩みの中、山頂に出た。「羊蹄山京極山頂」ふー。やれやれ。
しかしここで終わりではない。まだ最高点を越え出たところまで戻らなければならないのだから。山頂からしばらく行った所に三角点がありここにも「羊蹄山山頂」とあった。うひゃ。三角点もあるこっちが本物か。

更に行くと最高点(喜茂別山頂1898m)に出た。展望なし。残念。後は岩のアップダウンが続く。ちょっと距離を置くと同行者の姿が見えなくなってしまうので(それでも岩に白い印がついているのでコースを外れることはないのだけれど。)気をつけた。でもこの岩は滑らない岩だったのでよかった。
岩場を過ぎてちょっと進んだら(ここの土はふわっとクッション性があり不思議な感じ←霜柱が立ったせい??)火口壁の道標に出た。ありゃりゃ。
あとはもと来た道を戻るだけ。雪渓を滑り落ちないようにブレーキかけつつ下りる。早い昼食を摂り下山。
「ここは滑り雪(氷化)だから足乗せるな」と言われた所に足を乗せてしまい、すってん転びはお約束ごと(^^;ゞ

ガスが濃く、木々についた水滴が重くなりパラパラと降ってくる。実際雨は降っていないのだが。下りるまで雨降るなよと祈る。(途中ぱらっと来たがすぐ止んだ)一気に下りて足が疲れたので4合目で小休止。ガスからも脱出。タケ原で滑らないように下りれば林に出る。
うす曇りなのだが木漏れ日と白樺の緑のコントラストが美しい。カメラで撮ってみるものの実際とは程遠く削除。遅れつつも登山口に出ると女性3人組がいた。ここまで全く人に会わなかった山行だった。このグループは前日泊りなので今日山に入ったのはうちらだけのよう。お互いのカメラで記念撮影をする。
泥ですばらしくキレイになった靴とスパッツをキャンプ場の水場で軽く洗いまっかり温泉につかる。

後方羊蹄山の地図はこちら(yahoo)→

ガスの中登る

キバナシャクナゲ

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