角田山は年間を通じてたくさんの人々がやってくる山である。
標高は500mにも満たないがコースが多岐にあり四季それぞれの顔を持っている。
お盆過ぎのキツネノカミソリの群落はかなり有名だが、真夏に角田では・・・というイメージが先行し今まで敬遠気味だった。
しかし、道路向かいのWさん、そしてHさんの報告に、やはり一見の価値がありそうだと行ってみる事にする。
こんな真夏の真っ昼間登ったら倒れそうなので早朝登山のはずだったのだが、やはり今回も早起きする事ができず、予定ならもう下山している時間に登るハメになった。
ま、暑くてしんどかったら見るもの見て途中でやめてもいいねと話す。
駐車場はほとんどいっぱい。ちょうど帰る車があったのでそこに置く(日陰だったのがまたラッキー)。
浦浜コースは以前下山に使った事があるが登るのは初めてかもしれない。
(子どもの頃行ったのかなぁ?)
まず階段をがぁーっと上る。最初の東屋を過ぎるとお目当てのキツネノカミソリがここにもそこにも現れる。
Wさんは2週間、Hさんは1週間前の登山、そして今なのでさすがに花の盛りは過ぎていたが見ごたえはあった。
ヤブランに主役が移ったようだったが。完全林の中を歩くので木陰になり、思ったほど暑くなかったので助かった。風もさわやかだ。
2つめの東屋を過ぎると花はもう見られなくなりあとは登るだけ。他コースとの分岐も過ぎ、三方平に出る。
最近ここには冬しか来ないので、回りの雰囲気が全然違う。夏の顔ってこんななんだ・・・。ここから山頂はもう一息。
山頂ではいつものカンパイと軽く昼食。多分この時期、ほとんどこのコースでみんな来てるんだろうな。お店広げてる人、ベンチで昼寝している人、思い思いにくつろいでいる。
すでに咲き出した萩やススキが秋の訪れを演出していた。
下山途中、まだ登ってくる人たちとすれ違い、この山の人気を再確認。やっぱすげえや。
じょんのび館で汗を流し夕方までのんびりしてから帰宅した。
角田山の地図はこちら(yahoo)→ ☆