2000/06/11 アポイ岳  

6月11日(日)晴れ アポイ岳(811m)北海道様似町
 
登れば頂上  

 
☆コースタイム☆
(前日アポイ山荘泊)
起床 4:00 → 宿出発・出発 4:45/5:05 → 登山届け 5:15 → 第4休憩所 5:45/5:55 → 3合目 6:00 → 4合目 6:10 → 5合目(避難小屋)6:15 → 7合目6:40 → 馬の背6:55/7:10 → 山頂7:35/8:15 → 幌満お花畑との分岐 9:00 → 馬の背 9:15/9:20 → 5合目 9:35 → 新道との分岐 9:55 → 登山口 10:30 → 車 11:00

2名

 
アポイ岳は標高は低いが高山植物の宝庫だという。それも固有の植物が。花を楽しみに出発する。
登山届けを記入し進む。(旧道・新道と)登山口が2つに別れていたが人の出入りが多そうな新道(実は下山してからこっちが旧道だったことを知るのだが)を登ることにする。よく整備されていて休憩所も設けられている。
5合目の避難小屋までは林の中をひたすら登る。花はあまり見つけられない。小屋につくと今までと様相はがらりとかわり展望が利くようになる。ここから高山植物のオンパレードだ。登山道以外に足を踏み入れないようにロープが張ってある。 アポイアズマギク等の高山性植物が所々につつましく咲き乱れ、ヤマツツジは泰然と咲いている。色とりどりの花に励まされながら急な登りを行く。

稜線に出る。日高連峰を遠望できた。しかし、ここでピ〜〜ンチ!!デジカメの電池が切れかかっている!おまけにスマートメディアも入れ替えるのを忘れ残り少ない・・・!!あっちゃ〜。まずった・・・。たしかリュックに予備があったはず。メモリ残量もなんとかなるだろうと(登りでは撮る余裕もない&撮ってもホントの色出ないから花は同行者のビデオに一任)登る。
馬の背からの登りはなかなかにキツイ。ミヤマオダマキ、チングルマ、チシマフウロなどの花が咲いている。いつも思うがもっと花の名前を知っていればもっともっと楽しいに違いない。なぜかまた林の中に入る。この山の不思議な所だ。
山頂もまた林の中で展望はない。吉田岳〜ピンネシリの縦走コースもあまり人が入っていないようで道があまりよくない。乾杯、前日山荘で作ってもらったおにぎりを食べ記念撮影、とお決まりのコースをたどる。電池を換えようとしたが、予備は2本しかなかった。 同行者の予備電池も貰ってなんとかなった。(でもスマートメディアが・・・)山頂もどんどん人が来る。ここでジンギスカンパーティーをやるため肉をしょってきたパーティも。人も多くなってきたので下山開始。幌満コースをたどる。

シラカバの中を下りだーっと下るとお花畑・・・のはずなのだがあまり期待したほどではない。盗掘に次ぐ盗掘で、今はその姿は見られないのだ。盗むのは罪だ。山の花は山でしか育たないのに。自然の花は山にあってこそ美しいのに、と思う。 ヒダカソウも見ることなく馬の背方向にトラバースする(これがまた林の中で意外と長く感じられた)
馬の背からの撮影は同行者に任せて、花を楽しみながら下りる。真っ赤なハイマツの実(花?)オダマキより赤みがかった紫の花をよくよく見ればどこかで見たような・・・そうだ、今年ベランダに仲間入りしたクレマチスのつる&葉に似てるぞ。 そっかこれはハンショウヅルだ!思わぬ所でメーリングリスト効果(笑)。天気もよいのですれ違う人の多いこと多いこと。小屋まで下ればもうカメラも使わないだろうとスマートメディアを使い切る。小屋周辺もまた人、人。休まないで下りる。

4合目を過ぎると分岐、下りる場所は同じだしこっちの道から下りようと旧道(ホントは新道)を下りる。砕石が敷いてあり歩きやすいのだが(巻き道なので)長く感じられた。道もからからなので靴も汚れない。
ベンチなども置いてあるのだが壊れてるのもあるのはやはり旧道のせいなのか。かなり整備した道なのにもったいないなぁ。(新道なのに)こっちを使う人はいないのか誰にも会わなかった。もうすぐ登山口って所でヒオウギアヤメに気を取られ丸太にすべりこけてしまった。 あー恥ずかし。高山植物保護センターでバッチを買う。ビジターセンターでは高山植物の本とパンフを購入。駐車場も満車満車。
山荘の方が山荘の駐車場に置いておけと言ったのがよく分かった。アポイ山荘で入浴し、次の目的地へ向かう。

アポイ岳の地図はこちら(yahoo)→
下界を見れば
振り返れば海が
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ヤマツツジ
鮮やかヤマツツジ
アポイアズマギク
アポイアズマギク・ピンク
アポイアズマギク
アポイアズマギク・白
サマニユキワリ?
多分サマニユキワリだと…
マルバシモツケ
マルバシモツケ
日高の山並みは遠く
憧れの日高連峰は遥かに

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